
交通事故患者が年に数人しか来ないのに、自賠責請求のためだけに毎月レセコン代を払う必要があるのでしょうか?
自費中心の整骨院を経営している先生なら、一度は考えたことがあるかもしれません。
健康保険のレセコンはもう使っていない。
普段の会計は簡単なソフトやExcelで十分。
ところが、交通事故の患者さんが来院すると、施術証明書や施術費明細書を作成しなければなりません。
「昔のように手書きするしかないのか……」
そんな悩みを解決するために、現在、柔道整復師向けの自賠責専用請求ソフトを開発しています。
その名も、
「一人勝ちレセコン」
自費中心の整骨院・接骨院のために、必要な機能だけを備えたExcelベースの買い切り型ソフトです。
現在は試作版の基本機能がそろい、請求計算や月次更新などの実務検証を進めています。
今回は、開発に至った理由と、予定している機能、販売価格についてご紹介します。
なぜ自賠責専用レセコンを作ろうと思ったのか?
私は現在、兵庫県明石市で一人治療院を経営しています。
以前は健康保険を取り扱っていたため、一般的なレセプトコンピューターを使用していました。
しかし、自費中心の経営に移行してからは、高額なレセコンを維持する必要がなくなりました。
普段の施術や会計では特に困りません。
ところが、交通事故の患者さんが来院すると事情が変わります。
柔道整復師が自賠責保険に関する施術費を請求する際には、施術証明書や施術費明細書などの書類を作成する必要があります。
昔は私も手書きで作成していました。
しかし、一度パソコン入力の便利さを経験すると、なかなか手書きには戻れません。
そこで考えました。
「自賠責の請求だけできる、もっと簡単なソフトがあればいいのに」
これが開発の出発点です。
一般的なレセコンは、自費中心の整骨院には機能が多すぎる?
柔道整復師向けのレセコンを探すと、健康保険の請求管理を中心に、自賠責や労災にも対応した製品が見つかります。
もちろん、健康保険を日常的に取り扱う整骨院にとっては便利なシステムです。
しかし、自費中心の一人治療院では事情が異なります。
例えば、交通事故患者が年間2〜3人しか来ない場合。
健康保険のレセプト処理機能も、複数スタッフの管理機能も、高度な経営分析機能も必要ないかもしれません。
欲しいのは、もっとシンプルなものです。
- 患者情報を登録できる
- 施術日を入力できる
- 請求金額を計算できる
- 施術証明書・施術費明細書を印刷できる
- 翌月の請求へ簡単に進める
- 過去の請求内容を保存できる
これだけでも、手書きによる負担は大きく変わるはずです。
「高機能なレセコン」ではなく、「自賠責請求に必要な機能に絞ったレセコン」。
一人勝ちレセコンは、この考え方で開発しています。
月額4,400円のソフトと買い切り19,800円では、どれくらい違う?
自賠責に対応した請求ソフトの中には、月額料金で利用する製品もあります。
仮に月額4,400円のソフトを使用した場合、費用は次のようになります。
| 使用期間 | 月額4,400円の場合 | 一人勝ちレセコンのモニター予定価格 |
|---|---|---|
| 1か月 | 4,400円 | 19,800円 |
| 6か月 | 26,400円 | 19,800円 |
| 1年間 | 52,800円 | 19,800円 |
| 3年間 | 158,400円 | 19,800円 |
※一人勝ちレセコンは買い切り価格の比較です。機能・サポート内容は異なり、将来の更新費用や対応範囲は発売前に明示する予定です。
毎月交通事故患者がいる整骨院なら、月額料金も必要経費として考えられるでしょう。
しかし、半年間交通事故患者が来ないこともある自費院にとっては、毎月の固定費が気になるところです。
一人勝ちレセコンでは、月額利用料のない買い切り型を予定しています。
一人勝ちレセコンは「1患者1ブック」方式
今回のソフトには、一般的なレセコンとは少し違う特徴があります。
それは、患者さん1人につき、1つのExcelファイルを使用することです。
例えば、交通事故患者が3人いれば、3つのファイルを作成します。
それぞれのファイルに、患者情報、負傷部位、施術日、請求履歴などを保存します。
この方式を採用した理由は、操作を簡単にするためです。
患者一覧から検索したり、複雑なデータベースを操作したりする必要はありません。
必要な患者さんのファイルを開けば、その患者さんの請求作業ができます。
また、保険会社から請求内容の訂正依頼があった場合も、対象患者のファイルを個別に扱えます。
ただし、ソフト全体の不具合修正やバージョンアップでは、既存ファイルへの対応が必要になるため、現在その方法も検討しています。
開発中の主な機能
現在、通常版では最大4部位の入力を前提として、以下の機能を実装・検証しています。
1.患者情報と負傷部位の登録
患者さんの基本情報や事故日、負傷部位などを登録します。
2.施術日を入力して回数を集計
月内の施術日や運動療法の実施日を入力し、回数を集計します。
3.自賠責の施術費を計算
設定した料金をもとに、請求金額を計算します。
初検料、再検料、後療料などの算定条件についても確認できる構成を目指しています。
なお、自賠責の請求金額や算定条件は、保険会社との確認が必要な場合があります。ソフトの計算結果が、そのまま支払認定を保証するものではありません。
4.施術証明書・施術費明細書の作成
必要事項を反映した2ページの帳票を作成し、印刷できる構成です。
5.翌月への更新
当月の請求内容を保存し、翌月の入力へ進める機能を設けています。
過去月の請求内容が後から変わらないことや、誤操作を防止できることを重点的に検証しています。
経営分析や複雑な管理機能は、あえて付けません
一人勝ちレセコンでは、高度な売上分析や患者ランキング、経営ダッシュボードなどは基本的に搭載しない方針です。
交通事故患者が年に数人という整骨院では、そうした機能よりも、請求書を簡単に作れることの方が重要だからです。
機能を増やせば、操作も複雑になります。
開発費用やサポート負担も増えます。
その結果、ソフトの価格まで高くなってしまっては、本来の目的から外れてしまいます。
必要な機能だけを、できるだけ分かりやすく。
これが一人勝ちレセコンの基本方針です。
モニター価格は19,800円を予定しています
現在、通常版のモニター販売を次の条件で計画しています。
商品名:一人勝ちレセコン
対象:自費中心の整骨院・接骨院など
対応:柔道整復師向け自賠責請求・通常版は最大4部位
動作環境:Excelを使用するWindowsパソコンを想定
販売形態:買い切り型
モニター予定価格:19,800円
募集予定:先着10院
※価格の税込・税別、正式な動作環境、サポート内容、販売開始日は最終調整中です。
モニター購入者の先生には、実際に使用した感想や改善してほしい点などをお聞きしたいと考えています。
もちろん、患者さんの個人情報を提供していただく必要はありません。
また、現時点では販売開始前のため、購入受付は行っていません。
こんな整骨院の先生に使ってほしい
一人勝ちレセコンは、特に次のような先生を想定しています。
- 自費中心に移行して、以前のレセコンを解約した
- 交通事故患者は年に数人程度
- 自賠責請求のためだけに月額料金を払いたくない
- 以前はパソコンで請求していたので、手書きには戻りたくない
- 複雑な患者管理機能は必要ない
- Excelを使ったシンプルな請求業務を希望している
反対に、健康保険の大量請求、複数店舗の一括管理、複雑な集計機能などを必要とする院には、一般的なレセコンの方が適している場合があります。
すべての整骨院に向けた商品ではありません。
必要としている先生に、必要な機能だけを届けたい。
そう考えています。
発売時期について
現在、一人勝ちレセコンは通常版の基本機能を実装し、実務検証を進めている段階です。
請求計算、月次更新、過去の請求履歴の保存、帳票印刷などについて確認し、安心して使用できる状態を目指しています。
発売日が決まりましたら、一人勝ちHPおよびYouTubeでお知らせする予定です。
実際の操作画面や請求書の作成方法についても、今後紹介していきます。
まとめ|自賠責の請求だけなら、もっとシンプルでいい
交通事故患者が年に数人しか来ない。
健康保険のレセコンはもう必要ない。
それでも、自賠責の施術証明書や施術費明細書は作らなければならない。
そんな先生のために、一人勝ちレセコンを開発しています。
レセコンはもう必要ない。でも、請求書を手書きには戻したくない。
同じ悩みを持つ先生に使っていただけるよう、発売に向けて準備を進めていきます。
一人勝ちレセコン|2026年度版 自賠責専用かんたんレセコン
モニター価格19,800円・先着10院で販売予定。
続報をお待ちください。



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