ホットペッパービューティーを利用している鍼灸院・整骨院の先生は、クーポンを作成するときに「登録不可ワード」や「警告ワード」が表示された経験はありませんか?
私も現在、ホットペッパービューティーの「あはきプラン」を利用しています。
先日、掲載内容について修正を求めるメールが届きました。
その内容を確認しているうちに、ふと疑問が湧きました。
「そもそも、鍼灸院や整骨院で扱う疾患名は、どこまで登録できるのだろう?」
クーポン登録画面では、使用できない言葉を入力すると警告が表示されます。
そこで今回は、鍼灸院・整骨院でよく相談を受ける運動器疾患の名称を、実際に入力して検証してみました。
なお、今回の記事は私が実際に登録画面で試した結果を紹介するものです。
ホットペッパービューティーの公式な禁止ワード一覧を紹介するものではありません。
また、登録画面を通過したからといって、後日の掲載審査まで承認されたことを意味するものではありません。
まずは運動器疾患を20種類入力してみた
今回、最初に入力したのは次の20項目です。
腰痛、肩こり、ぎっくり腰、坐骨神経痛、腰椎椎間板ヘルニア、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症、頸椎症性神経根症、腰部脊柱管狭窄症、変形性膝関節症、変形性股関節症、五十肩、肩関節周囲炎、腱板損傷、腱鞘炎、手根管症候群、テニス肘、足底腱膜炎、アキレス腱炎、オスグッド病。
いずれも、鍼灸院や整骨院で相談を受けることのある症状・疾患名です。
もちろん、それぞれの疾患について、鍼灸や柔道整復による施術の適否や有効性が同じという意味ではありません。
今回は、あくまで疾患名を入力したときに、登録システムがどう反応するかを調べています。
さて、結果はどうだったでしょうか。
登録不可と表示された言葉
20項目をまとめて入力したところ、次のメッセージが表示されました。
クーポン内容に登録不可ワード [ぎっくり腰] [椎間板ヘルニア] [ヘルニア] [脊柱管狭窄症] [腱鞘炎] が含まれています。
つまり、これらの言葉が登録不可ワードとして検出されたわけです。
疾患名に整理すると、次のようになります。
| 疾患名 | 結果 |
|---|---|
| ぎっくり腰 | 登録不可 |
| 腰椎椎間板ヘルニア | 登録不可 |
| 頸椎椎間板ヘルニア | 登録不可 |
| 腰部脊柱管狭窄症 | 登録不可 |
| 腱鞘炎 | 登録不可 |
特に気になったのは「ぎっくり腰」です。
腰痛は、ホットペッパービューティーのガイドラインでも使用可能な例として挙げられています。
ところが、ぎっくり腰は登録不可。
一般の方にもなじみのある言葉ですが、登録画面では使えないようです。
また、「椎間板ヘルニア」と「ヘルニア」の両方が検出されました。
腰椎か頸椎かという部位の違いではなく、「ヘルニア」という文字列自体がチェック対象になっていることが分かります。
登録不可ではなく、警告が表示された言葉もあった
同じ入力で、登録不可とは別に警告ワードも表示されました。
クーポン内容に警告ワード [坐骨神経] [ヘルニア] [脊柱管狭窄症] [腱鞘炎] が含まれています。
さらに、
クーポン内容に警告ワード [症] が含まれています。
という表示もありました。
ここで興味深かったのは、登録不可ワードと警告ワードが重複していることです。
例えば、ヘルニア、脊柱管狭窄症、腱鞘炎は、登録不可ワードにも警告ワードにも含まれていました。
一方、坐骨神経痛については「坐骨神経」という部分が警告対象になっています。
登録不可と警告は、システム上で別の扱いになっているようです。
では、登録できる疾患名はあるのか?
ここで、少し実験方法を変えてみました。
登録不可と表示された言葉を除き、別の運動器疾患名を入力してみたのです。
その結果、次の10項目はすべて登録が完了しました。
| 疾患名 | 登録結果 |
|---|---|
| 頸椎症 | 登録完了 |
| 変形性膝関節症 | 登録完了 |
| 変形性股関節症 | 登録完了 |
| 五十肩 | 登録完了 |
| 肩関節周囲炎 | 登録完了 |
| 腱板損傷 | 登録完了 |
| テニス肘 | 登録完了 |
| 足底腱膜炎 | 登録完了 |
| アキレス腱炎 | 登録完了 |
| オスグッド病 | 登録完了 |
これは少し意外でした。
というのも、ホットペッパービューティーの警告メッセージには、「〇〇症」や「〇〇病」といった表現について注意するよう記載されていたからです。
ところが、実際には、
- 頸椎症
- 変形性膝関節症
- 変形性股関節症
- オスグッド病
といった名称でも、登録が完了しました。
どうやら、「症」や「病」という文字が含まれているだけで、必ず登録不可になるわけではないようです。
腱鞘炎はNG、変形性膝関節症はOK?
今回の検証で、私が特に興味深いと感じたのがこの違いです。
腱鞘炎は登録不可。
変形性膝関節症は登録完了。
どちらも鍼灸院・整骨院で相談を受けることのある運動器疾患です。
また、
ぎっくり腰は登録不可。
五十肩は登録完了。
こちらも興味深い結果でした。
なぜ、このような違いがあるのでしょうか。
現時点では、その理由までは分かりません。
ただ、今回の結果を見る限り、疾患名だから一律に登録できないという仕組みではなさそうです。
特定の文字列が登録不可ワードとして設定されている可能性があります。
登録できたからといって、掲載できるとは限らない
ここは少し注意が必要です。
実は今回、私がこの検証を始めたきっかけは、ホットペッパービューティーから届いた掲載内容の修正依頼でした。
クーポン登録時にはチェックを通過していた内容について、約2週間後に修正を求められたのです。
つまり、少なくとも私の経験では、登録時のチェックを通過したことと、最終的に掲載が認められることは別でした。
今回「登録完了」とした疾患名についても、後日修正を求められる可能性はあります。
そのため、この記事では「掲載可能」ではなく、あくまで「登録完了」と表現しています。
また、登録できる言葉であっても、実際の広告に使用する際には、掲載基準や広告関連法令への配慮が必要です。
今回の検証で分かったこと
今回、運動器疾患の名称を実際に入力してみて、次のことが分かりました。
まず、腰痛のような一般的な症状名でも、ぎっくり腰になると登録不可になること。
次に、椎間板ヘルニアや腱鞘炎など、具体的な疾患名の一部が登録不可ワードとして設定されていること。
そして、変形性膝関節症や頸椎症、五十肩など、具体的な疾患名でも登録できるものがあることです。
普段、鍼灸院・整骨院で使っている言葉でも、広告媒体によって扱いが異なるのは興味深いですね。
今回は、ホットペッパービューティーの「あはきプラン」で、運動器疾患の名称を入力するとどうなるのか、実際に試してみました。
次回は【神経系編】として、顔面神経麻痺、ベル麻痺、三叉神経痛などを検証した結果を紹介したいと思います。
こちらも、なかなか興味深い結果になりました。
※本記事は2026年10月時点での筆者個人の操作・検証結果です。ホットペッパービューティーの公式見解や、掲載可否を保証するものではありません。



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