ホットペッパービューティー「あはきプラン」のNGワード・禁止ワードを検証してみた【共通ワード編】

ホットペッパービューティーの「あはきプラン」で、クーポンを作成するときに使えない言葉があることをご存じでしょうか。

私は現在、鍼灸整骨院の集客にホットペッパービューティーを利用しています。

先日、掲載内容について修正を求めるメールが届いたことをきっかけに、クーポン登録画面でどのような言葉が使えるのか、実際に検証してみました。

前回の【運動器疾患編】では、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、腱鞘炎などが登録不可になる一方、変形性膝関節症や五十肩などは登録できるという結果になりました。

そこで今回は、疾患名ではなく、鍼灸院・整骨院のホームページや広告でよく使う言葉を調べてみることにしました。

「治療」「改善」「専門」「国家資格」「患者」「No.1」「安全」「無料相談」などです。

さて、どのような結果になったでしょうか。

※今回の検証は、2026年10月時点で私が実際にクーポン登録画面を操作した結果です。ホットペッパービューティーの公式な禁止ワード一覧ではありません。また、登録完了は後日の掲載審査での承認を意味しません。


1.「治療」「治る」「完治」は登録不可

まずは、施術効果に関する言葉から試してみました。

最初に登録不可となったのは、次の5つです。

登録不可ワード結果
治療登録不可
治る登録不可
治す登録不可
完治登録不可
根治登録不可

「治る」「完治」「根治」などが登録できないのは、ある程度理解できます。

施術によって必ず治るといった印象を与える表現は、広告として慎重に扱う必要があるからです。

ただ、鍼灸院や整骨院を運営している立場としては、「治療」という言葉まで登録不可になることには少し驚きました。

私は「あはきプラン」を契約しています。

「あはき」とは、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうのことです。

そのプランで「治療」という言葉が使えないわけです。

もちろん、広告媒体にはそれぞれ掲載基準があります。

ただ、実際に使ってみると、少し不思議に感じるところです。

2.「治る」はNGなのに「痛みが消える」は登録できた

では、治療効果を表す言葉はすべて登録できないのでしょうか。

今度は、次のような表現を試してみました。

入力した言葉結果
回復登録完了
効果登録完了
効果的登録完了
即効性登録完了
即効登録完了
劇的登録完了
軽減登録完了
緩和登録完了
解消登録完了
再発防止登録完了
再発予防登録完了
症状改善登録完了
痛み改善登録完了
痛みを取る登録完了
痛みが消える登録完了
痛みの原因登録完了
原因を取り除く登録完了
根本改善登録完了
体質改善登録完了
機能回復登録完了
自然治癒力登録完了

こちらは、すべて登録できました。

「体質」については警告ワードとして検出されましたが、登録自体は完了しています。

今回、特に興味深かったのは次の違いです。

「治る」は登録不可なのに、「痛みが消える」は登録できる。

「根治」は登録不可なのに、「根本改善」は登録できる。

「治す」は登録不可なのに、「痛みを取る」は登録できる。

また、「即効性」「劇的」「再発防止」といった表現も登録できました。

これを見ると、言葉の意味全体を判断しているというより、特定の文字列をチェックしているのではないかと感じます。

ただし、登録できたからといって、その表現を広告に使用してよいという意味ではありません。

あくまで、クーポン登録画面での結果です。

3.「専門院」「独自技術」はどうなのか?

次に、専門性や施術技術に関する言葉を試してみました。

鍼灸院・整骨院のホームページでは、よく見かける表現です。

今回、登録不可となったのは「難治」という言葉でした。

「難治性」と入力すると、「難治」が登録不可ワードとして検出されます。

一方、「医学的根拠」では「医学」、「臨床実績」では「臨床」が警告ワードとして検出されました。

その他、今回の一括入力では次の言葉は登録不可ワードとして検出されませんでした。

  • 専門院、専門施術、専門家、専門技術
  • 高度な技術、最新技術
  • 独自技術、独自メソッド
  • 特許取得、エビデンス

こちらは登録不可ワードが含まれた状態での一括入力結果なので、個々の言葉が登録完了したことまでは確認していません。

ただ、「難治」は登録不可で、「医学」「臨床」は警告という違いがあることは分かりました。

4.「患者」「問診」「初診」「通院」は登録不可

続いて、国家資格や医療関連の言葉です。

個人的には、今回の検証で最も気になった部分です。

まず、登録不可となった言葉を整理します。

登録不可ワード結果
患者登録不可
診察登録不可
問診登録不可
初診登録不可
通院登録不可
受診登録不可
診療登録不可

「患者様」と入力しても、「患者」が検出されて登録不可になります。

また、「問診」「初診」「通院」も登録できませんでした。

鍼灸院や整骨院では、普段から使う言葉です。

特に「問診」は、施術前に症状や既往歴、生活状況などを確認する際によく使います。

それが登録不可というのは、実際に試してみて初めて分かったことでした。

一方、次の言葉は警告ワードとして検出されました。

警告ワード入力例
医療医療従事者、医療機関、医療行為
病院病院
医学医学博士
臨床臨床
再診再診
処方処方
医師-推奨医師推奨

ここで興味深いのが、「初診」と「再診」の違いです。

初診は登録不可。再診は警告。

同じような医療関連の言葉でも、扱いが異なりました。

また、国家資格、鍼灸師、はり師、きゅう師、柔道整復師といった資格に関する言葉は、今回の一括入力では登録不可ワードとして検出されませんでした。

ただし、これらについても個別の登録完了までは確認していません。

5.「日本一」「絶対」「必ず」「100%」はすべて登録できた

さて、今回の検証で最も意外だった結果です。

今度は、広告で優良性や実績をアピールするときに使われる言葉を入力してみました。

入力した言葉結果
日本一登録完了
全国一位登録完了
地域No.1登録完了
業界トップ登録完了
業界最高登録完了
最高峰登録完了
最高水準登録完了
圧倒的登録完了
絶対登録完了
確実登録完了
必ず登録完了
100%登録完了
成功率登録完了
改善率登録完了

なんと、14項目すべて登録できました。

これは少し驚きました。

「治療」は登録できません。

「治る」も登録できません。

ところが、「日本一」「絶対」「必ず」「100%」は登録できるのです。

もちろん、「必ず治る」といった文章が登録できるかどうかは別です。

今回確認したのは、単語を入力したときの結果にすぎません。

また、「日本一」や「No.1」といった表示には、客観的な根拠が必要です。

登録できたからといって、根拠のない優良性の表示が認められるわけではありません。

それでも、クーポン登録画面での判定としては、興味深い結果になりました。

6.「無痛」「痛くない」「副作用」は登録不可

次に、安全性に関する表現を試してみました。

結果はこちらです。

入力した言葉結果
無痛登録不可
痛くない登録不可
副作用登録不可
副作用なし登録不可
安全警告
安心警告
安全性警告

「無痛」「痛くない」が登録不可となった際には、次のような説明が表示されました。

施術が無痛であるというのは効果の確約・保証をうたう表現となり、使用不可です。

言い換え例としては「痛みが少ない」が案内されています。

これは理解しやすい基準です。

鍼灸施術でも、刺激の感じ方には個人差があります。

「絶対に痛くない」と保証するような表現は避けるべきでしょう。

一方で、先ほどの検証では「痛みが消える」「痛みを取る」は登録できました。

また、「絶対」「必ず」「100%」も登録できています。

「無痛」は登録不可なのに、「絶対」「100%」は登録できる。

もちろん、それぞれ単独の言葉で試した結果なので、文章にした場合の判定は分かりません。

それでも、登録不可ワードの設定には違いがあることが分かりました。

なお、「リスクなし」「低刺激」「衛生管理」「使い捨て鍼」「感染予防」「身体に優しい」については、今回の一括入力では登録不可ワードとして検出されませんでした。

7.「無料診断」「返金保証」「最安値」も登録できた

最後は、料金や集客に関する言葉です。

こちらは13項目を入力してみました。

入力した言葉結果
無料相談登録完了
無料診断登録完了
初回無料登録完了
返金保証登録完了
全額返金登録完了
最安値登録完了
格安登録完了
割引登録完了
特別価格登録完了
限定価格登録完了
キャンペーン登録完了
モニター募集登録完了
口コミ高評価登録完了

こちらも、すべて登録完了しました。

特に気になったのは「無料診断」です。

「診察」「問診」は登録不可でしたが、「無料診断」は登録できました。

また、「最安値」「返金保証」「全額返金」なども登録できています。

ただし、実際に提供していない無料サービスを表示したり、根拠なく最安値をうたったりすることが認められるわけではありません。

今回の検証は、あくまで登録画面の反応を確認したものです。

8.登録できる言葉と、広告で使ってよい言葉は別

ここまで検証してきて、一つ注意しておきたいことがあります。

それは、登録完了と掲載審査の承認は同じではないということです。

実際、私自身もクーポン登録後、約2週間が経過してから掲載内容の修正を求められた経験があります。

つまり、登録画面でエラーが出なかったとしても、後から修正が必要になることがあります。

今回の結果は、ホットペッパービューティーがこれらの表現を公式に認めているという意味ではありません。

また、広告として適切かどうかは、文章全体の意味や表示の根拠によっても変わります。

例えば「100%」という数字だけなら登録できても、「100%改善します」という表現が認められるとは限りません。

その点は区別して考える必要があります。

9.今回の検証で感じたこと

今回、鍼灸院・整骨院の広告で使われる言葉をいろいろと入力してみました。

結果を振り返ると、なかなか興味深い違いがありました。

登録不可登録完了
治る痛みが消える
治す痛みを取る
根治根本改善
完治症状改善
無痛即効性
痛くない劇的
初診初回無料
問診無料診断
治療日本一
治療絶対・必ず・100%

こうして並べてみると、不思議に感じる組み合わせもあります。

もちろん、それぞれの言葉には意味の違いがあります。

また、単語単位で登録できるかどうかと、文章全体が適切かどうかは別の話です。

ただ、今回の結果からは、登録時のシステムが文章の意味を総合的に判断するというより、特定の文字列を検出している可能性が考えられます。

私は今回、ホットペッパービューティーの掲載基準が正しいか間違っているかを判断したかったわけではありません。

単純に、**「あはきプランでは、どのような言葉が登録できるのだろう?」**と思って試してみただけです。

その結果、普段何気なく使っている「患者」「問診」「初診」「通院」などが登録不可になる一方、「日本一」「絶対」「必ず」「100%」などは登録できることが分かりました。

鍼灸院や整骨院の先生で、ホットペッパービューティーのクーポン作成に苦労している方には、参考になるかもしれません。

今後も、実際に試して分かったことを紹介していきたいと思います。


※本記事は2026年10月時点の筆者個人による検証結果です。ホットペッパービューティーの公式見解ではありません。登録システムの仕様や掲載基準は変更される可能性があります。また、登録完了は掲載承認や広告関連法令への適合性を保証するものではありません。

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