
「お問い合わせページを作ったのに、全然連絡が来ない……」 ホームページのアクセスはあるのに予約や相談が増えないとき、多くの先生は「アクセス数が足りないのかな」「文章がもっと巧みでなければいけないのかな」と考えがちです。
しかし、原因の多くは別のところにあります。 それは、「患者様が最後に踏み出すためのハードルが、まだ高く残っていること」です。
今回は、一人治療院のホームページにおいて、一番大切な「お問い合わせ・ご相談ページ」の具体的な内容と、スマホで最も成果が出るボタンの配置についてお伝えします。
お問い合わせページは「事務手続きの場所」ではない
多くの治療院サイトを見ると、お問い合わせページは次のような作りになっています。
関連する内容として、患者心理で設計する売れるホームページもあわせてご覧ください。
- タイトル:「お問い合わせフォーム」
- 内容:名前、メールアドレス、問い合わせ内容を入力する黒い枠がポツンとあるだけ。
これでは、初めてホームページに訪れ、体の不調に悩んでいる患者様にとって、あまりにも「事務的」で冷たい印象を与えてしまいます。
お問い合わせページとは、連絡をもらうための場所ではありません。 「本当にここに連絡しても大丈夫だろうか……」という患者様の最後の一歩の不安をほどき、安心して受話器を握ったり、ボタンを押したりするための「最後のカウンセリングルーム」なのです。
【集客一人のひとりごと①】 初診の患者様とお話ししていると、「問い合わせのページを見るまで、ここに電話して怒られないか不安だった」と言われることがあります。 技術や症状のページだけでなく、最後のこのページに「不安を消す言葉」があるかどうかで、予約の数は大きく変わります。
患者様の不安を先回りして消す「3つの内容」
お問い合わせページには、フォームを置くだけではなく、次の3つの要素を必ず記載します。
関連する内容として、アクセスページで解消すべき来院前の不安もあわせてご覧ください。
- 「こんな相談でもいいのかな?」という疑問への答え
- 「何院回っても良くならなかった方、はじめて整骨院に来る方もたくさんいらっしゃいます」
- 「『私の症状でも診てもらえるのかな?』という小さな疑問でも構いません」
- よくあるご相談(Q&A)の再掲
- 「予約なしで行っても大丈夫ですか?」→「完全予約制ですので、事前にLINEかお電話をお願いします」
- 「ボキボキする施術が苦手です…」→「お身体に負担のかかる強い施術は行いませんのでご安心ください」
- 「この後どうなるか」の明確化
- 「送信後、営業の電話をしつこくかけるようなことは一切ありません」
- 「内容を確認後、24時間以内にスタッフより丁寧にお返事いたします」
【集客一人のひとりごと②】 お問い合わせの入力項目は、極限まで減らすのが鉄則です。 細かいアンケートや住所まで最初から求めると、患者様は面倒になってページを閉じてしまいます。 「お名前」「ご連絡先(LINEまたは電話)」「ご希望日時」「ご相談内容」の最低限に絞ることが、最大の親切だと考えています。
スマホ集客で最も成果が出る「ボタンの配置」
お問い合わせページにおいて、ボタンの配置は予約率の命運を握る極めて重要な要素です。患者様は、ページをスクロールしている途中で「予約しよう」「相談しよう」と気持ちが動きます。その瞬間にすぐボタンへ手が届くよう、次の3か所に配置するのがマストです。
関連する内容として、スマホで予約につながる文章の読みやすさもあわせてご覧ください。
1. ファーストビューの直下
ページを開いた瞬間(スクロールする前)に、一番伝えたい行動喚起(CTA)を置きます。 「まずは空き状況を確認したい」「今すぐ相談したい」と思ったせっかちな患者様や、リピートで迷わず予約したい患者様を逃しません。
2. 文章が長いときは真ん中
症状やよくある質問、院長の想いなどを丁寧に書けば書ほど、ページは長くなります。 その長い文章の途中で「ここまで読んで安心したから予約しよう」と思った瞬間、わざわざページの一番上や一番下までスクロールさせるのはストレスになり、離脱の原因になります。 記事のボリュームが長くなる場合は、必ず真ん中の位置にも予約・相談ボタンを挟み込みます。
3. ページ下部
すべての文章やQ&Aを読み終え、「ここで診てもらおう」と最終決断を下した人のために、ページの一番下(まとめやフッターの手前)にドーンと配置します。 ここまで読んだ患者様の背中を最後に押す、一番力強い着地点となります。
【集客一人のひとりごと③】 以前、ホームページのあちこちにボタンを置きすぎて、どこから連絡していいか分からないと言われた失敗があります。 今はシンプルに、「一番使いたい方法(LINE)」を大きくドーンと真ん中に置き、その下に「お電話」、そしてどうしてもフォームが好きな人のために「WEBフォーム」を用意する。この順番に変えてから、問い合わせのストレスが劇的に減りました。
まとめ
お問い合わせページや電話ボタンの設計は、ホームページ全体の「通信簿」のようなものです。
どれだけ素晴らしい症状ページを作っても、最後の出口であるお問い合わせのハードルが高ければ、患者様はそっとページを閉じてしまいます。
- 患者様の不安を先回りしてほどく温かい言葉を置く
- 「ファーストビュー直下」「真ん中」「ページ下部」の3箇所にボタンをマストで配置し、患者様を迷わせない
- 連絡した後の安心感を伝える
この3つを整えることで、お問い合わせページは単なる連絡窓口から、「患者様が安心して予約を決断する場所」へと生まれ変わります。
📝 この記事を書いた人

集客一人:飯沼啓介(臨床の現場からWEBマーケティングへ)
柔道整復師・鍼灸師
20年間の臨床歴とグループ院の経営経験を生かして、現在兵庫県明石市で完全自費の「西新町鍼灸整骨院」を2026年4月に開院。
得意なパソコンスキルを活かして「どうすれば本当に必要としている患者さんに届くのか?」を突き詰めた結果、広告に頼る前に“検索者の不安を網羅するホームページの仕組み”を自ら作り上げることに成功。
現在はその実体験とノウハウをもとに、現場の院長が自力で集客を立て直すためのリアルなプロセスをこのブログで全公開しています。



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