
「ホットペッパーで集客できない」と相談すると、どの担当者も決まって同じ3つのアドバイスをしてきます。
- 「ブログを書いてください」
- 「当日予約(1時間前予約)がとれるように設定を」
- 「口コミをもらってください」
これら全て、間違いではありません。しかし、これだけを盲目的にやっても新規は来ません。 なぜなら、これは「プラットフォーム(ホットペッパー)が勝つための策」であって、「先生の院が選ばれるための策」ではないからです。
① 「ブログを書いてください」の裏側
- 担当者の狙い: ブログを書くことでサイトの更新頻度が上がり、検索露出が増える(=媒体の価値が上がる)。
- 先生が知るべき現実: ブログの中身が「今日のランチ」や「院内の日常」では、患者様は予約しません。「何を書くか(誰を釣るか)」の設計図がないブログは、ただの時間の浪費です。
【院長のひとりごと】 「スタッフ紹介や院の日常を書けば親近感が湧きますよ」ってと言いますが、結局ホットペッパーのためにする作業のように感じてしまうのは私だけ?そんなことを書きたいんじゃないんだけどなぁ?
② 「当日予約(1時間前予約)がとれるように設定を」の裏側
- 担当者の狙い: 「すぐ行ける場所」を求めるユーザーを拾い、反響数を稼ぎたい。
- 先生が知るべき現実: これをすると、「安売りなら行く」「今日暇だから行く」という、リピート率の低い層ばかりが集まりやすくなります。
【院長のひとりごと】 「当日予約枠を空けておけば、機会損失が減ります!」って言うから設定したけど、直前キャンセルは増えるし、いざ来ても『とりあえずマッサージして』の繰り返し。これじゃ僕がやりたかった治療と全然違うんだよ。
予約はいったと思ったらすぐ5分後にキャンセルってなんなんだよ!腰痛がすぐに治るわけもないし安いところを見つけたのか?
③ 「口コミをもらってください」の裏側
- 担当者の狙い: 口コミ数が多い=優良店としてランク付けされ、掲載順位が上がる(=プラットフォームが稼げる)。
- 先生が知るべき現実: もちろん口コミは重要ですが、中身のない「星5つ」の投稿ばかりを集めても意味はありません。「なぜ先生でなければダメだったのか」という熱量の高い口コミこそが、次の患者様を呼ぶ「釣り餌」になります。
【院長のひとりごと】 確かに口コミは重要なのはわかる。けどそもそもホットペッパーで来る人の継続率は低めなのが現状です。
私の院ではコース契約につながるメニューを獲得したくてホットペッパー契約しました。
先生の「経営視点」:ホットペッパーは「釣堀」である
ホットペッパーは、先生専用の釣り竿ではありません。巨大な「釣堀」です。 隣の院も、そのまた隣の院も、全員が同じ釣り堀で、同じようなエサを撒いています。
ここで勝つためには、「その釣り堀の中で、先生だけが別の色のエサ(独自の臨床思想・専門性)を撒くこと」が必要です。
ホットペッパーの担当者の言いなりになるのではなく、「自分は何のためにこのプラットフォームを使っているのか」という戦略を明確にすること。これができて初めて、ホットペッパーは「集客のための道具」になります。
最後に:プラットフォームに依存しない「自分の城」を持つために
ホットペッパーを否定するわけではありません。大切なのは、**「あそこを入り口にして、どうやって自分の院のファンに変えていくか」**という設計図です。
もし今、ホットペッパーの担当者の言葉に違和感を抱いているのなら、先生はもう「ただの運用者」ではなく「経営者」としての視点を持っています。その直感を信じ、次はプラットフォームに依存しない、先生自身のホームページという「自分の城」で、本当に診たい患者様と繋がっていく道を探しませんか?
先生の技術と想いを必要としている患者様は、必ずどこかで待っています。その橋渡しをするのは、他人の用意した釣堀ではなく、先生が自ら磨き上げた「言葉とホームページ」であるはずです。
📝 この記事を書いた人

集客一人:飯沼啓介(臨床の現場からWEBマーケティングへ)
柔道整復師・鍼灸師
20年間の臨床歴とグループ院の経営経験を生かして、現在兵庫県明石市で完全自費の「西新町鍼灸整骨院」を2026年4月に開院。
得意なパソコンスキルを活かして「どうすれば本当に必要としている患者さんに届くのか?」を突き詰めた結果、広告に頼る前に“検索者の不安を網羅するホームページの仕組み”を自ら作り上げることに成功。
現在はその実体験とノウハウをもとに、現場の院長が自力で集客を立て直すためのリアルなプロセスをこのブログで全公開しています。



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