
「自費治療院なのに、なぜ近所の患者様しか来ないのだろう?」
そう悩んでいる先生は少なくありません。実はその原因は、技術の良し悪しではなく、ホームページの「見せ方」にあるかもしれません。
私はよく先生方に、こんな質問をします。
あなたがお気に入りの焼肉屋へ行くまでに、何軒の焼肉屋を通り過ぎていますか?
3軒でしょうか。5軒でしょうか。都市部なら10軒以上あるかもしれません。それでも、あなたは通り過ぎて、その店に行きます。
なぜでしょう。 それは、「あのお店で食べたいから」です。
近いからではありません。安いからでもありません。 「あの店だから行く。」 これが専門店の強さです。
コンビニ型治療院は「近いから」選ばれる
一方で、多くの治療院のホームページは「コンビニ」のようになっています。
- 腰痛・肩こり・膝痛
- 猫背・骨盤矯正
- スポーツ障害・交通事故
何でもかんでもメニューに並べています。患者様から見ると、それは「何でもやっている便利なお店」です。結果、「近いから行こうかな」という「立地」でしか選ばれないことになります。
これは保険診療の整骨院には向いているかもしれません。しかし、自費治療院では価格競争に巻き込まれやすく、遠方からわざわざ患者様が通う理由にはなりません。
焼肉屋型治療院は「ここでしか受けられない」がある
焼肉屋型の治療院は違います。例えば、
- 起立性調節障害
- 発毛
- 不妊
- 顔面神経麻痺
- 突発性難聴
このように、特定の専門分野について、患者様の悩みや改善例、そして先生の考え方を何十記事も発信しています。ホームページ全体から、「この先生は本当に詳しい」という専門家としての熱量が伝わります。
だからこそ患者様は、近所の治療院を通り過ぎてでも、「この先生に診てもらいたい」という理由で来院されるのです。
実際に32km離れた場所から来院された中学生
私の院には、起立性調節障害で悩む中学生が32km離れた地域から来院されました。車で約1時間です。
もちろん、その道中には数え切れないほどの整骨院や整体院、整形外科があります。それでも、ご家族はそれらをすべて通り過ぎて私の院を選んでくださいました。
理由を伺うと、「ホームページを読んで、この先生なら分かってくれると思いました」というお話でした。私はこの言葉を今でも忘れません。患者様は、距離だけで治療院を選んでいるわけではないのです。
💬 【集客ひとりのひとりごと】 先生、ホームページの役割は『近所で一番目立つこと』ではありません。『多少遠くても、この先生に診てもらいたい』と思っていただくことです。コンビニは便利ですが、どこにでもあり、立地と価格で比較されます。しかし焼肉屋は『その価値』で選ばれる。一人治療院が目指すべきは、まさに後者なんですよ。
まとめ|選ばれる理由は「専門店」にある
あなたのホームページは、患者様に「近いから行こう」と思われていますか? それとも、「遠くても、この先生に診てもらいたい」と思われていますか?
一人治療院が目指すべきは、コンビニ型ではありません。焼肉屋型の専門店です。チェーン店のように何でも扱うのではなく、「ここでしか受けられない価値」をホームページで伝えること。
患者様が何軒もの競合を通り過ぎても「ここに行きたい」と思えるホームページこそ、自費治療院が目指すべきゴールだと私は考えています。
📝 この記事を書いた人

集客一人:飯沼啓介(臨床の現場からWEBマーケティングへ)
柔道整復師・鍼灸師
20年間の臨床歴とグループ院の経営経験を生かして、現在兵庫県明石市で完全自費の「西新町鍼灸整骨院」を2026年4月に開院。
得意なパソコンスキルを活かして「どうすれば本当に必要としている患者さんに届くのか?」を突き詰めた結果、広告に頼る前に“検索者の不安を網羅するホームページの仕組み”を自ら作り上げることに成功。
現在はその実体験とノウハウをもとに、現場の院長が自力で集客を立て直すためのリアルなプロセスをこのブログで全公開しています。



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